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ハラスメントが“もみ消される”企業の体質とは?

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その背景と、私たちにできること
最近、ニュースやSNSで「ハラスメント」についての話題をよく目にしませんか?
企業や組織内で起きた深刻なトラブルが表に出る一方で、「なぜこんなにも長い間、隠されていたのか?」と驚かされることも多いと思います。

私たちが相談窓口の運営に関わる中で強く感じるのは、ハラスメントは“起きること”よりも“扱われ方”に問題があることが多いという点です。
今回は、「ハラスメントがもみ消されてしまう組織の体質」とその背景について、具体的にご紹介します。

  1. 昔ながらの価値観や体制が残っている
    長く続く会社や組織では、「上司の言うことは絶対」といった空気が今も色濃く残っていることがあります。
    こうした“昭和的”な文化の中では、ハラスメントを指摘すること自体が「空気を読めていない」と受け取られたり、「今さら何を言ってるの?」と片づけられてしまうことも珍しくありません。
  2. 経営陣が現場を見ていない、または関心が薄い
    現場のリアルな声が経営層に届かない組織では、相談があっても「気にしすぎなんじゃない?」「大ごとにしたくないな…」と軽くあしらわれる傾向があります。
    放っておけば自然と収まるだろう、という姿勢が、かえって問題の根を深くしてしまいます。
  3. 結果さえ出せば何をしても許される雰囲気
    「売上を出してるから」「あの人がいないと困るから」といった理由で、加害者が守られてしまうケースもあります。
    一方で、声を上げた被害者が評価を下げられたり、異動を命じられたりと、不利益を被ることも…。
    これでは誰も声を出せなくなってしまいますよね。
  4. 相談窓口や人事部門が“機能していない”
    相談窓口があっても、実際には「聞いて終わり」だったり、内容が漏れてしまうことで逆に相談者が不利益を受けるようなケースもあります。
    その結果、「相談しても意味がない」「余計に傷つくだけ」と、声が上がらなくなってしまいます。
  5. “面倒なことは避けたい”という組織の空気
    「問題にしたら面倒になる」「余計なこと言うな」という雰囲気がある職場では、ハラスメントの話が出ても誰も真剣に取り合おうとしません。
    被害者が孤立してしまい、問題は自然と“なかったこと”になってしまうのです。
  6. 声を上げた人が過去に潰されている
    過去に勇気を出して声を上げた人が、評価を下げられたり職場を追われるようなことがあると、他の人はどう思うでしょうか?
    「自分もそうなるかもしれない」と思って、誰も何も言わなくなります。
    そうして沈黙が続くことで、問題はより根深くなっていくのです。
  7. ハラスメントに対する理解が浅い
    そもそも、どこからがハラスメントなのか、どう向き合うべきなのかを理解していない組織では、「冗談のつもりだった」「昔は普通だった」といった言葉が通ってしまいます。
    研修や教育が不十分だと、加害者側も自分の行動の問題点に気づかないまま、被害者を苦しめてしまうことになります。

本当の声を拾うために必要なのは、“中立で安心できる相談先”
ハラスメントが放置されてしまう背景には、組織の文化や構造に深く根ざした問題があります。
でも、それは決して変えられないものではありません。

社内で声を上げにくいなら、社外の第三者相談窓口を活用することで、沈黙の連鎖を断ち切ることができます。
「誰にも言えなかったこと、ここなら話せる」
そんな場所があることで、一歩踏み出せる人が確実に増えていきます。

🟦 CWS外部相談窓口サービスでは、こんなサポートが可能です
私たちCWSでは、企業や介護・医療・美容業界など様々な業種に向けて、安心して相談できる外部窓口を提供しています。

✅ 匿名でも相談OK
誰が話したかが社内に伝わることはありません。

✅ 相談内容はしっかりヒアリング
「なんとなく不快だった」「モヤモヤする」レベルでも受け止めます。

✅ 通報者が不利益を被らないように配慮
第三者としての中立性を保ち、事実関係を丁寧に整理します。

✅ 複数のチャネルで受付可能(電話・メール・Webフォーム等)
利用しやすい手段を選べます。

✅ 必要に応じて報告書の作成や再発防止策の提案も
相談を“終わらせる”のではなく、“改善につなげる”ことを重視しています。

🔗 「話せる場所」がある組織は、強くなる
沈黙が続く組織では、いつか大きなリスクに直面します。
逆に、小さな声に耳を傾ける文化がある企業は、従業員の信頼を得て、持続的な成長につながります。

私たちは、その“声の受け皿”として、企業に寄り添いながらサポートを続けています。
「こんな時、どこに相談すればいいの?」という悩みが社内で出たとき、
「CWSに相談してみよう」と思っていただけるような存在を目指しています。

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2025年5月8日